【SmartArtを使いこなす方法】初心者でも簡単!効果的な活用術

パワーポイント

PowerPointにはSmartArtという素晴らしい機能があります。

まずはスマートアートとは何か、その効果やどのような場面で使用されるのかについて簡単に説明していこうと思います。

SmartArtとは?

SmartArt(スマートアート)とは、PowerPointやWordで簡単に図表を作成できる機能です。リストやフローチャート、組織図などを視覚的に整理でき、伝わりやすい資料を作るのに役立ちます。

SmartArtの効果

• 情報を整理しやすい:文章だけでは伝わりにくい内容も、図解することで理解しやすくなる。

• 見た目が良くなる:デザインが統一され、プロフェッショナルな印象を与えられる。

• 作成が簡単:テンプレートが豊富に用意されているため、初心者でも直感的に使える。

SmartArtはどのような場面で使われるのか

• プレゼン資料の視覚化

• フローチャートや組織図の作成

• 手順の説明

• アイデアの整理

それでは、具体的な使い方を解説していきます。

SmartArtの基本的な使い方

まずはPowerPointファイルを開き、以下の手順でSmartArt(スマートアート)を使ってみましょう!

1. [挿入]タブ を開く

2. [SmartArt] をクリック

3. カテゴリーから適切なレイアウトを選ぶ

4. [OK] を押すとスライドにSmartArtが挿入される

5. [テキスト]ウィンドウ に文字を入力

選ぶレイアウトによって見た目が変わるので、目的に合わせて適切なものを選びましょう!

SmartArtの種類は全部で9つあります。

「リスト」、「手順」、「循環」、「循環構造」、「集合関係」、「マトリックス」、「ピラミッド」、「図」の9種類です。

ここからは、具体的な使い方について解説していきます。

① リスト(階層型の情報整理に便利)
 リスト型のSmartArtは、項目を順番に並べたいときに便利です。

• おすすめのレイアウト:「基本バルレットリスト」「垂直リスト」

• 使いどころ:チェックリスト、箇条書きの整理

例:ToDoリスト

1. 資料の作成

2. 会議の準備

3. プレゼンのリハーサル

上図では[リスト]の中の縦方向プロセス、横方向箇条書きリスト、分割ステップ、ターゲットリストについて紹介しています。どれも情報整理に特化したスライドデザインですね!

② 手順(フローや手順説明に最適)
 プロセス型のSmartArtを使うと、手順や流れを分かりやすく示せます。

• おすすめのレイアウト:「基本プロセス」「連続的な矢印プロセス」

• 使いどころ:業務フロー、マニュアル作成

例:プレゼン準備の流れ

1. スライド作成

2. リハーサル

3. 本番

上図では[手順]の中の基本ステップ、プロセス、円形矢印プロセス、上向き矢印について紹介しています。どれも手順や流れを分かりやすく図解したスライドデザインですね!

③ 循環(ループする流れを表現)
 サイクル型のSmartArtは、継続的なプロセスやループを示すのに適しています。

• おすすめのレイアウト:「基本循環」「継続的な円」

• 使いどころ:PDCAサイクル、ライフサイクル

例:PDCAサイクル

1. 計画(Plan)

2. 実行(Do)

3. 評価(Check)

4. 改善(Act)

上図では[循環]の中の基本の循環、双方向循環、放射型ベン図、循環マトリックスについて紹介しています。どれも継続的なプロセスやループを示すのに適したデザインですね!

⑤ ピラミッド(階層構造を示す)
 ピラミッド型のSmartArtは、階層構造や重要度を示すのに便利です。

• おすすめのレイアウト:「基本ピラミッド」

• 使いどころ:組織構造、優先順位

例:組織構造

1. CEO

2. 部長

3. マネージャー

4. スタッフ

上図では[ピラミッド]の中の基本ピラミッド、反転ピラミッド、ピラミッドリスト、分割ピラミッドについて紹介しています。どれも階層構造を示すのに適したデザインですね!

SmartArtをより効果的に使うコツ

1. 配色を調整する → 「SmartArtのデザイン」から色の変更を活用

2. シンプルにまとめる → 要点を短くし、文字を詰め込みすぎない

3. アニメーションを加える → 強調したい部分に動きをつける

4. 適切なレイアウトを選ぶ → 目的に合ったSmartArtを選ぶ

5.「SmartArtのスタイル」を活用する

SmartArtには「SmartArtのスタイル」という機能があります。「SmartArtのデザイン」タブから「SmartArtのスタイル」を選ぶと上図の様にスタイルを変更することができます。

スライドのレイアウトに合わせて自由にスタイルを変更してみましょう!

SmartArtのメリット・デメリット

ここからはSmartArtのメリット・デメリットについて解説していきます。

メリット

✅ 簡単に作れる:テンプレートがあるため、初心者でもすぐに使える

✅ デザイン性が高い:見た目が整った図を作成できる

✅ 伝わりやすい:文章よりも視覚的に理解しやすい

デメリット

✅ カスタマイズに制限がある:自由にレイアウトを変えづらい

✅ 情報量が多すぎると見にくい:要点を絞ることが必要

まとめ

SmartArtを使うことで、情報をわかりやすく整理でき、プレゼンの質が向上します。

特に、「リスト」「手順」「循環」「マトリックス」「ピラミッド」「図」などのレイアウトを使い分けることで、伝えたい内容に最適な表現が可能です。

初心者の方も、ぜひSmartArtを活用して、わかりやすい資料を作成してみてください!

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