ゴールドフォントとは、金属のような輝きを持つ文字デザインのことです。プレゼン資料やポスター、タイトルスライドなどで使用すると、リッチで目を引く印象を与えられます。特に、高級感や特別感を演出したい場面で活用できます。
でもパワーポイントで金色のフォントってないですよね。作り出そうにもどうしたら良いのか、、
本記事では、パワーポイントを使って簡単にゴールドフォントを作る方法を解説し、どのようなシーンで活用できるのか、またメリット・デメリットについても紹介します。
ゴールドフォントの作り方

ゴールドフォントを作る方法はいくつかありますが、今回は「金色の画像を文字に適用する」テクニックを紹介します。この方法を使えば、リアルな金属の質感を持ったフォントが簡単に作成できます。
実際に作ってみると上図のようなフォントをパワーポイントで作成できます!
ではさっそく作り方を解説していきます。
手順
①金色の画像を挿入する
1.[挿入]→[画像]→[オンライン画像]
2.[オンライン画像]の画面が表示されます
3.「金」と検索 →画像を選んで「挿入」

上図の「挿入」をクリックすると選択した画像がスライド上に挿入されます!

ここからは文字を挿入していきます!
②テキストを追加する
5.[挿入]→[テキストボックス]→[横書きテキストボックスの描画]
テキストボックス内に文字を入力します。フォントサイズを適切に調整し、太めのフォントを選ぶと効果的です。
例)フォント:游ゴシック 本文【太字】 フォントサイズ:80

③金色の画像とテキストを選択する
6.テキストボックスを最背面へ移動 →[Ctrl + A]で全選択(テキストボックスと金画像を選択)
この後の工程で「重なり抽出」をするにあたって、文字を最背面に持ってくる必要があります。Shiftキーを押しながら、テキストボックスを選択して右クリックし、最背面へ移動をクリックします。
その後、[Ctrl+A]で画面上のテキスト、画像を同時に全て選択します。ここでは金色の画像とテキストボックスの2つのオブジェクトが同時の選択されます。
テキストボックスは最背面に持ってくると、金色の画像の下に隠れてしまうので、クリックして選択できなくなってしまいます。そのため、[Ctrl+A]を使うことで簡単に、さらに金色の画像も同時に選択することができます。

④「重なり抽出」でゴールドフォントを作成
7.[図形の書式]→[図形の結合]→[重なり抽出]
すると、金色のテクスチャが文字の形に切り抜かれ、ゴールドフォントが完成します。
背景を黒色にするとより金色の文字が際立ちます。背景色も変えてゴールドフォントを際立たせていきましょう!

ゴールドフォントの活用シーン
ゴールドフォントは、以下のような場面で活躍します。
1. タイトルスライド
• プレゼンテーションの冒頭で、ゴールドフォントを使用すると、華やかでインパクトのあるスライドになります。
2. 表彰状や賞状のデザイン
• 表彰や賞状のタイトルにゴールドフォントを使うと、特別感が演出できます。
3. 高級感のあるプレゼン資料
• 高級ブランドや特別なプロジェクトのプレゼン資料で活用すると、洗練された印象を与えられます。
4. チラシやポスター
• 目を引く広告デザインに最適。特に、セールや特別イベントの告知に活用できます。
ゴールドフォントを使う際の注意点
ゴールドフォントは目立つデザインですが、使い方を誤ると逆効果になることもあります。以下のポイントに注意しましょう。
1. 背景色の選び方
ゴールドフォントを引き立たせるには、背景色とのコントラストが重要です。
―おすすめの背景色―
• 黒・ダークグレー → ゴールドの輝きが最も映える。
• ネイビー・深い緑 → 高級感を強調できる。
• 赤・ボルドー → 豪華な印象を与えられる。
―避けるべき背景色―
• 黄色やオレンジ系 → ゴールドと同系色で埋もれやすい。
• 淡い色(ベージュ・白) → ゴールドの輝きが薄れてしまう。
2. 使いすぎに注意
ゴールドフォントは強い印象を与えるため、多用しすぎるとデザインがくどくなります。
重要なタイトルやキーワードのみに使用するのがベストです。
3. 小さい文字には向かない
細かい文字にゴールドテクスチャを適用すると、質感が伝わりにくく、視認性が低下します。
見出しやタイトルのみに使用し、本文では通常のフォントを使うのが効果的です。
メリット・デメリット
メリット
✅ 視認性が高く、目を引く → 重要なメッセージを強調できる。
✅ 高級感・特別感を演出できる → 企業プレゼンやイベントに最適。
✅ パワーポイントだけで作成可能 → 特別なソフトを使わずに作れる。
デメリット
❌ 多用するとくどくなる → 適度なバランスが必要。
❌ 背景との相性を考える必要がある → 適切な配色が求められる。
❌ 小さい文字には不向き → 大きな見出し向け。
まとめ
ゴールドフォントは、プレゼンやデザインに高級感や特別感を加えたいときに最適なテクニックです。
パワーポイントの「重なり抽出」機能を使えば、簡単に作成できます。
ただし、
使いすぎると逆効果になるため、背景色とのバランスや適切な使用範囲を考えることが重要です。
適切に活用すれば、洗練された魅力的なスライドを作成できるので、ぜひ試してみてください!
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