パワーポイントは、プレゼンテーションを作成するための便利なツールです。ビジネスの場面はもちろん、学校の課題や趣味の発表にも活用されています。しかし、初めて使うときは「どこから手を付ければいいの?」と迷うことも多いはずです。
私自身、最初は苦労したのを覚えています。大学時代、授業で発表用の資料をパワーポイントで作ってくるように課題が出されました。今までパワポをろくに触ってこなかったので、何から手を付けていいか分からず大パニックでした。
この記事では、パワーポイント初心者の方に向けて、基本操作や最初に覚えるべき重要な機能をわかりやすく解説します。この記事を読み終える頃には、自分でスライドを作成し、効果的なプレゼン資料を作れるようになっているでしょう!
パワーポイントの基本構造を理解しよう
パワーポイントの画面は、大きく以下の3つのエリアに分かれています。

1. スライド一覧パネル
左側に表示される部分で、作成したスライドの一覧が表示されます。スライドの順番を入れ替えたり、コピーしたりすることができます。
2. スライド編集エリア
中央の大きなエリアです。実際にスライドを作成・編集する場所になります。
3. リボンメニュー
上部にあるツールバーで、文字の編集やデザイン設定などさまざまな機能が集約されています。
これらのエリアの役割を理解するだけで、パワーポイントの操作がぐっとスムーズになります!
最初に覚えるべき基本操作
① スライドを作成する
ここからは実際にパワーポイントファイルを開いてスライドを作成していきましょう!

1. パワーポイントを開きます。
2. 「新しいスライド」 ボタンをクリックします(ホームタブにあります)。
3. 表示されるレイアウトから、タイトルスライドや内容スライドを選択します。
ポイント:
レイアウトを選ぶことで、どの部分にタイトルや内容を配置するかが簡単に決められます!
ちなみに私がよく使うレイアウトは「白紙」です。
よく使うというよりも”ほとんど”全てのスライドは「白紙」から作成しています!
「白紙」はテキストやレイアウトが決められていなし真っ白な状態なので、自由にデザインを決めることができます。これからパワーポイントを使っていくなかで、あなたにとって使いやすいレイアウトが見つかるはずです!
② テキストを入力する
実際にテキストに文字を入力していきましょう!

1. 画面上部の「挿入」→テキストボックスの順にクリックします。
2.「横書きテキストボックスの描画」をクリックします。
3.スライド上で1度左クリックするとテキストボックスが出現します。
4.テキストボックスの中に文字を入力していきます。
ポイント:
横書きテキストボックスを選んでスライド上で左クリックする場所はどこでも大丈夫です!
左クリックした場所にテキストボックスが出現します。テキストボックスは自由に配置場所を変えれるので、まずは任意の場所にテキストボックスを挿入して、文字を入力してみましょう!
最初に覚えるべき便利な機能
画像の挿入(オンライン画像)
よくパワポで作成したという資料で文字で埋め尽くされたスライドを見る機会があります。
そして発表者はスライドに書いてある文字をただ読み上げるだけ。
これでは聞いている側は眠たくなってきちゃいますし、文字がびっしり詰まっている資料を見ても内容が頭に入ってきません(私の理解力に問題があるのかもしれませんが…)。
やはりスライドの見栄えは大事です!
プレゼントの場で内容を相手に理解してもらいたいならなおさらです!
パワーポイントは視覚的に情報を伝えるのに特化したツールで、その情報の伝え方には様々な手段があります。文字だけではありません。画像を使いこなしていきましょう!
スライドの見栄えがガラッと変わること間違いなしです!

視覚的にわかりやすいスライドを作成するには、画像やアイコンの挿入が効果的です。
• 操作手順
1. 「挿入」→「画像」→「オンライン画像」
挿入タブから画像をクリックします。
すると、[このデバイス]、[ストック画像]、[オンライン画像]の3つが表示されるので、
ここではオンライン画像を選択していきましょう!
2.スライドに挿入したい画像を選択して挿入
オンライン画像の中からスライドに挿入したい画像を選択します。
検索機能で単語で検索して画像を探すこともできます!
挿入した図形はサイズや配置を自由に変えることができます!
スライドショーを確認する
作成したスライドをスライドショーモードで確認しましょう。

• スライドショーのやり方を2つご紹介!
1.画面右下のスライドショーをクリック
一番シンプルで簡単なやり方です。このやり方でスライドショーを開始した場合、現在使用中(アクティブ状態)のスライドからスライドショーが開始されます。(上図①)
2.スライドショータブから開始
①に比べると手順が増えますが、どのスライドからスライドショーを開始するかを決めることができます。[最初から]、[現在のスライドから]、を選ぶことができます。(上図②)
まとめ
パワーポイントを使いこなすためには、基本操作をしっかり覚えることが重要です。今回ご紹介した操作や機能を一通りマスターすれば、初心者でもスムーズに資料を作成できるようになります。
まずは、この記事を参考にして簡単なスライドを作成してみましょう!少しずつ慣れていくことで、パワーポイントが楽しく、そして頼りになるツールになるはずです。
あなたの一歩を応援しています!
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